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第37号『伝え方を変えれば反応は変わる!』

2015年6月26日(金) 第37号

こんにちは、治療院ニュースレタードットコム事務局の福田智恵です。

いつも弊社ニュースレターをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。


治療院ニュースレターをさらに有効にお使い頂けるように、事務局の福田智恵より、不定期ではございますが、
「治療院ニュースレタードットコム通信」というメール配信をさせて頂いております。

ニュースレターの効果的な使い方や、先生方から頂いた疑問やその疑問に対するお答えなどを、シェアさせて頂き、
さらに、先生の治療院にご来院されている患者様に喜んで頂ければと思います。
是非、ご参考にしてくださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

早速ですが、


■本日のお知らせは…

★ 伝え方を変えれば反応は変わる!

さて、今回は、「伝え方を変えれば反応は変わる!」についてお話させて頂きたいと思います。
では、よろしくお願い致します。

人というのは、まったく同じことを言われたとしても、表現方法が変わるだけでまったく違った印象を受けてしまいます。

例えば、乗客が600人いる大型豪華客船が海洋を航海中、氷山に激突したとします。

Aの救助方法だと400人の乗客が助かります。
Bの救助方法だと3分の1の確立で600人全員が助かりますが、3分の2の確立で誰1人助かりません。

もし、先生が上の2つの選択肢のうち、どちらか1つを選択しなければならない立場だとしたら…
さて、どちらを選びますか?

上記の質問をされたとき、多くの人は、Aの救助方法を選ぶことが多いのだそうです。

では、もう一度質問をさせて下さい。

Aの救出方法を採用すると、200人が死にます。
Bの救出方法を採用すると、3分の2の確率で600人全員が死亡しますが、3分の1の確立で誰も死なずにすみます。

このような選択肢を与えられたときなら、先生はどちらの選択肢を選びますか?

実はこの質問をした場合、今度はBの救助方法を選ぶ人が大きく増えるのだそうです。

ですが…

この質問の内容をよく考えると、実は両方とも、同じことを言っているのです。
しかし、なぜ同じ内容の質問をしたにも関わらず、答えが違うのでしょうか?

その理由は、質問の中の表現を変えたからです。

最初の質問では「助かる」という前向きな表現、ポジティブな表現を使い、
次の質問では「死ぬ」という後ろ向き、ネガティブな表現を使っています。

つまり、人は言い方や表現方法が変わると自分の判断を変えてしまうということなんです。

このように、人は合理的に判断しているように見えて、ちょっとした言い方の差や表現方法、
情報の与えられ方によって、判断を変えてしまうということがよくあります。

例えば、

「ここの治療院は高い。でも、すぐに治してくれる」と、
「ここの治療院はすぐに治してくれる。でも、高い」

上記2つでは、前者のほうが印象が良いですよね。

ですから、 先生がニュースレターやダイレクトメールの文章を書くときや、
ブログやフェイスブックで何かしらの情報発信を行う際に、
こういった人の心理や性質を知っているのと、知らないのでは、大きな差を生むことになると思います。

ですので、臨床現場での患者様に対する言い方や表現方法などについて、

「こういう場合に別の言い方をするなら、どのような言い方があるのか?」
「どのような順序で情報を伝えれば、 相手はこちらに対して、より良い印象を抱いてくれるのか?」

これらをあらかじめ考えておくことをおすすめ致します。

なぜなら、患者様とのより良い関係作りにも非常に役に立つと思うからです。


★ 患者様にお伝えして頂くと効果的・・・レター制作の裏側!! NO.36

--- 初めてお読み頂く先生は、下記をお読み進めて下さいませ ---

「レター制作の裏側を知ってどうするの??」・・・・・・・・・・・

はい!!説明いたします!!
レター制作の裏側つまり裏話というのは、先生から患者様へお伝え頂く『余談話』となり、
コミュニケーションの幅を広げることができるんです!!

例えば、患者様から2ページ目の料理ついて
「作りました。おいしかったです!!」「へルシーですね。」
など、お話頂いた時に、先生やスタッフの方から、
「そうなんですよ。実際、スタッフ(知り合いのもの)が作っているんですが、周りから好評だったそうですよ。」
などという感じでお話が弾むのではと思っております。

他に4ページ目の“健康生活お届け便”などについては、
ニュースレターでお伝えしきれなかった内容や補足などもお伝えして頂けます。

是非、下記にてお読み進めて頂ければと思っています。


先生、今回の余談話は・・・・

2枚目の“ 旬の食材らくらくクッキング ”についてです。
※料理記事は、事務局の担当のものが実際、料理をして、写真も撮っています。

7月号の料理『 桃天ぷらのカナッペ 』について

●採用編
・桃は水分・ビタミン・ミネラル・糖質などをバランス良く含み、夏バテに効果的ということで採用しました。
・夏が旬で、スーパーなどでもよく見かけるので、使って頂きやすいかなと思いました。 

  ●料理編
・カリッとこんがりきつね色に揚げると、中の桃がとろけた状態になります。 
・缶詰の桃ではなく、そのままの桃を使用する場合、ペースト状にした桃と砂糖、レモン汁を混ぜて煮込み、
ピーチソースを作ると、缶詰シロップの代わりになります。
・天ぷらの衣を作った後、少し冷蔵庫で冷やしておくとサクサクに揚がり、やわらかい桃とマッチします。

●試食編
・少し塩をかけておかずとしても、また、アイスや生クリームをトッピングしてスイーツに!
・アツアツの揚げたてでもおいしいですが、冷やして食べると暑い夏でもさっぱり食べることができます。

●写真編
・パンの上に桃をのせやすいように、くし切りにして揚げました。
・彩りに、ハーブを飾ってみました。
他にもパセリやバジルを添えてもいいですね。

以上でございます。

実際に患者様へお伝えして頂くと、共感して頂けたり、お話が弾むのではないでしょうか・・・。
機会がございましたら、是非、ご活用くださいませ!!

最後に・・・・・

日本の芸能界で、次から次に流行を創り出している秋元康さんは、

「僕は自分が詐欺師だと言っている。
次の流行は誰にも分からない。
でも、時代が見えるとウソを言ってそれを本当に流行らせる努力をするのが僕の仕事なんだ。」

と語っていました。

仕事への意気込みと覚悟を感じる素晴らしい言葉ですよね。

ビル・ゲイツもWindowsを先に売り込んでから開発したという逸話が残されていますし、
スティーブ・ジョブズも、引き渡す商品ができていなくても、ハッタリでなんとかする名人でした。

「ウソをついてはいけない」
「ハッタリはカッコ悪い。」

彼らがそんな風に考えていたら、今のマイクロソフトやアップルは存在していないと思います。

つまり、「ウソでも現実にしてやる」という意気込みが、成功の秘訣だとも言えますし、
ハッタリでも良いので、「できます」と引き受けて、それを必死にモノにするよう努力をすることが大切ですね。

もちろん、誰かを騙すための悪意あるウソや確実に他人に迷惑をかけるであろうハッタリはよくありません。
しかし、正直になり過ぎても、抜きん出た存在になることはできないと思います。

適度なウソやハッタリを交えて、それらを絶対に達成するという気概を持ち、
自己を成長させることを視野に入れて歩んでいきたいですね。

それでは、先生、本日も最後までご購読頂きありがとうございました。

治療院ニュースレタードットコム事務局
福田 智恵

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